▲豪快な「磐梯かつ丼」1,000円
▲揚げたてのとんかつをソースにくぐして。
▲十文字ラーメン800円。きくらげ、にんじん、タケノコ、ぎんなん、ピーマン、豚肉と具もたっぷり。あんかけみそ味、すり鉢に盛られてくる。
▲ご主人の矢吹博さん。
▲黒地に「十文字屋」の白い文字が目をひくのれん。
十文字屋
会津若松市河東町郡山字村東15-3
TEL0242-75-3129
営業時間/11時から19時
定休日/火曜日
駐車場/有り
親しみのある食堂
「いらっしゃい」
お店に入ると、元気のいい声が迎えてくれる十文字屋。小上がりの座敷は明るく広々としていて、ゆっくりと食事を楽しめる親しみのあるお店だ。
ご主人の矢吹博さんと奥さんの佳奈さん、従業員の女性3人でお店を営んでいる。
「自分は婿入りなんですよ」と笑顔を見せる矢吹さん。佳奈さんと結婚し、佳奈さんのお父さんの下でしばらくの間修業した。
「以前は、内装関係の仕事をしていました。厨房に立つようになってお客さんに美味しいと言ってもらえるのが嬉しい」と矢吹さん。お店を任せられるようになって約5年になるという。
笑顔の若々しい2代目は家では4人のお子さんの優しく頼りになるお父さんでもある。
盛り付けが磐梯山のようだと名付けられた
「磐梯かつ丼」
おすすめは「磐梯かつ丼」。お客さんの間で盛り付けが「磐梯山」のようだと評判になり名付けられたソースかつ丼だ。
揚げたてのとんかつを秘伝のソースにくぐし、うず高く盛り付ける。ざっくりと切られたとんかつはなんと2枚分あるというから驚く。
「肉は肩ロース。純正ラードでじっくりと揚げます。揚げたてはもちろんですが、冷めても美味しいんですよ」とご主人。衣はあらかじめつけてしばらく寝かせておき、注文がきてから揚げる。
ほどよい甘さのソースはコクがあり、ジューシーな肉にからまって旨味をひきたてる。
味噌汁とお新香がついて1,000円という。この量でこの値段。身も心も満足するボリューム満点のソースカツ丼だ。
おみやげにもどうぞ
「磐梯かつ丼は、若い方はもちろんですが意外とお年寄りの方にも人気があるんですよ。半分お店で食べて残りをおみやげに持って帰られるんですね」
冷めても美味しいソースかつは「電子レンジでチンしないで食べてほしい」と矢吹さんは言う。
「ソースかつ丼はもちろん、とんかつ単品もお持ち帰りできますのでぜひおみやげにどうぞ」とすすめてくれた。