このサイトは2001年〜2007年に取材、掲載したものです。現在の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

ミネラル米

▲ミネラル米
これがミネラル米。ひと粒ひと粒が美しい。

薬膳カレーとご飯

▲薬膳カレーとご飯
もっちりとしたご飯がカレーによく合う。
ここを訪れたら是非味わっていただきたい。

店内

▲新しい店内
「健康ミネラル野菜」の幕が目をひく広い店内。生産者の方々の写真も勢ぞろい。

野菜たち

▲ミネラル野菜いろいろ
サニーレタス、大根、黄色と緑のズッキーニ。

外観

▲道の駅にしあいづ「よりっせ」外観
広い駐車場、モダンな外観が目をひく。

地図

道の駅にしあいづ よりっせ

西会津町交流物産館
美味しいご飯と野菜があればそれだけでしあわせ。
ミネラル野菜に託す生産者たち。

福島県耶麻郡西会津町野沢字下條乙1969-26
TEL0241-48-1512
■営業時間 午前9時から午後7時(冬期間変更あり)
■定休日  年中無休(年末年始を除く)

2004年9月オープン

西会津町にある、道の駅にしあいづ「よりっせ」は国道49号沿いにある。2004年9月にオープン、もうすぐ1年になる。広い敷地を備え、モダンな建物が目をひく。駐車場には大型のバスが目にとまる。車も新潟や石川、栃木など他県のナンバーが目立つ。「お客さんは町外の方が75%、町内の方が25%。遠くから来てくださるお客さんが多いですね」店長を兼務する駅長の小山源昭さんにお話を伺った。

大人気。ミネラル野菜

「100歳への挑戦」というプランを立て「西会津では町ぐるみでミネラル野菜に取り組んでいます」ミネラルとは代謝機能をよくしたり、栄養素を取り組んだり酸素を作り出したり、生体の機能を維持するにはなくてはならないもの。「ミネラルバランスを整えることにより、血液の循環を正常にし、自然治癒力を高めてくれるんです」ミネラル野菜普及会のメンバー約80人が先頭に立って推進している。
「テレビで取り上げられて以来、問い合わせや注文が殺到して」嬉しい悲鳴をあげている。「生産量が決まっていますからね。生産体制を整えるよう準備しているところです」地元の人からは「いつ行っても欲しいものが無くなっている」という声も聞くことがある。「せっかく来ていただいて申し訳なく思います。早く生産体制を整え、できれば店頭でもっとオープンに販売したいですね」
朝に夕に生産者の方々とお話をすることが何よりの楽しみだという。「とにかく元気がいいですからね。エネルギーをもらえます」

「あの頃と変わらないおいしさ」ミネラル米こしひかり

「ミネラル米はひっぱりだこですね。甘み、香り、光沢が全然違います」こう話してくれたのは、斉藤フミ子さん。郷土食を作る会の会長さんだ。この館の一角にある、レストランふるさと薬膳 櫟(ICHII)のチーフでもある。
「ミネラル米で作った甘酒には驚きますよ。まさにミネラル米そのもの。もち米以上の風味と甘さがある。自然の甘さなのです」ふるさと薬膳 櫟(ICHII)ではそのミネラル米を使っている。すすめられたのは、手造りカレー。
「10種類以上の旬のミネラル野菜とお肉を16種類のスパイスで煮込んだカレーです。とろみも玉ねぎやじゃがいもなどが溶け込んだものです。じっくり煮込んであり、ご飯と良くあいますよ」盛り付けに目を見張る。白いお皿にご飯がドーナツ状に型どられ、真ん中に彩りよく野菜が盛られている。まるでケーキのようだ。赤と黄色のパプリカ、緑色のブロッコリー、きゅうり。トマトの赤がやさしい。傍らにポテトサラダが添えられ、カレーは別のお皿に盛られている。香辛料の香りが食欲をそそる。
まずはご飯をひとくち。もちもちとした食感、ほんのりとした甘みが口の中に広がる。ああこれがミネラル米なんだと感じられる。カレーを少しづつかけながらいただく。少し酸味のある滋味深い味わいのカレーはこのご飯に良く合う。「ミネラル米もミネラル野菜も違いは甘み。野菜のえぐみやアクが消え、甘みがまろやかなんですね。ほうれん草や玉ねぎを食べてみるとよくわかります」アレルギー体質も改善されるという。
ミネラル米こしひかりのパッケージデザインが印象的だ。帽子をかぶった男の子がおむすびを片手に持っている。「あの頃と変わらないおいしさ」のあとにこう続いている。

日が暮れるまではしりまわった。
服を気にせずはしゃいだ。
お腹をすかして家まで競争。
腹いっぱいに食べたコシヒカリ。
あの頃と変わらないおいしさ。