第8巻 新撰組と白虎隊の足跡をたずねて
江戸幕府が終焉を迎える1868年(慶応4年)、戊辰戦争が勃発した。
会津藩主・松平容保の護衛のため、応援に駆けつけた新撰組・土方歳三、斎藤一らの活躍もむなしく、会津藩は新政府軍の戦いに敗れた。
戸の口原の戦いから飯盛山に逃れてきた20名の白虎隊兵士たちは、城下で発生した戦火を見つめ、鶴ヶ城が落城したものだと思い自刃した。
白虎隊の兵士は、わずか16、17歳の少年たちであった。
その日からわずか16日後、元号は「明治」へと変わった。
混沌とした動乱の時代。会津には、明るい未来を夢見る希望に満ちた若者たちがいた。
ひとつの時代が終わりを迎え、新たな時代のおとずれとともに、
会津にもさまざまな文化が入ってきた。
だが、時代を越えても、変わらないものがある。会津の伝統を受け継ぐ人々がいる。
夢を追った若者たちが描いた、会津の未来の姿。
郷土を愛し、古き佳きものを永遠に守る精神。
それはいまも、確かに会津の中に存在している。
新撰組と白虎隊の足跡を訪ねて。
一、白虎隊記念館
二、旧滝沢本陣
三、会津懐石ふくまん
江戸時代から残る店の会津の銘菓、名物を味わう。
四、本家長門屋
五、上菓子司 会津葵
六、五郎兵衛飴
七、お秀茶屋
八、新禧堂薬館
誰もが夢を抱いていた、あの頃の風景。
九、昭和なつかし館
交通・周辺観光のご案内
【丸峰観光ホテルからのアクセス】
車を利用する場合
R118号をまっすぐ会津若松市内に向かって走り、約30分で市街地に入ります。
(市街地の地図や市内のガイドブックがロビーにありますので、どうぞご利用ください)
徒歩の方は会津鉄道のご利用が便利です。
芦ノ牧温泉駅から会津若松駅まで約45分程。
芦ノ牧駅まで当ホテルで送迎しておりますので、お気軽にお申しつけください。
また、市内行きの会津バスが30〜40分おきに出ております。
【会津若松市内観光】
七日町散策を散策するなら、桂林寺通りにある無料駐車場の利用が便利です(夕方5時閉場)。
また、7〜11月は、鶴ヶ城や御薬園など市内の主な観光地を回る、まちなか周遊バス「ハイカラさん」が運行されます(1時間1本・1日8便運行)。
3月末〜11月末までは、1日1回500円のレンタサイクルの利用もおすすめ。