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第4巻 会津大内宿散策 その1

江戸時代に栄えた宿場町の面影を残す茅葺き屋根の町並み。

江戸時代、会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えた大内宿。
しかし明治17年(1884)に、現在の国道121号線が開通すると、交通の足が途絶え、
主要道路から遠く離れた存在になった。
その後、村は江戸時代の姿のまま、ひっそりとした時間の中に残された。
やがて、村は電気や水道が引かれ、近代化の道をたどる。
しかし昭和56年に「伝統的建造物群保存地区」の指定を受けたことを機に、
屋根を本来の茅葺きにふきかえたり、電柱を撤去するなどして、再び昔の姿を取り戻した。

300年前の姿で、山奥にたたずむ現在の大内宿。
だが、残っているのは風景だけではない。
ここには、南会津に昔から伝わる風習や郷土の味、
そして、それらの文化を守り継ぐ人々の想いがあった。

一、浅沼食堂/生け簀からとった絶品の岩魚

二、大和屋/食べ継がれたとちもちやねぎそば

三、山形屋/天然のとちみつをおみやげに

四、本家扇屋/郷土料理が味わえる蔵造りの民宿

五、美由希食堂/父から譲り受ける味とともに

六、みなと屋/会津地鶏そばと名物しんごろう

七、山本屋/地粉を石臼で自家製粉した本格そば

八、こめ屋/満足のもてなし料理・餅とそば

交通のご案内

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〈会津若松および丸峰観光ホテルからのアクセス〉

  1. JR・鉄道を利用する場合
    JR会津若松駅から会津鉄道で45分、「湯野上温泉駅」下車、車で10分。
    丸峰観光ホテルから会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」にて乗車、「湯野上温泉駅」下車、車で10分。
  2. 車を利用する場合
    磐越自動車道会津若松I.Cから国道49・118号線で約39km。
    丸峰観光ホテルから国道118号線を会津高原方面に向かい約20分。

〈東京・栃木方面から〉

  1. JR・鉄道を利用する場合
    「浅草駅」から東武鉄道・野岩鉄道で会津鉄道直通急行・快速で3時間50分、「会津田島駅」で会津鉄道乗り換え30分「湯野上温泉駅」下車、車で10分。
  2. 車を利用する場合
    東北自動車道「郡山JCT」で磐越自動車道新潟方面に入り、「会津若松I.C」または「会津河東I.C」で下りる。「川口I.C」からの場合、郡山JCTまで約3時間半程度、郡山から会津若松I.Cまでは約30~40分程度。国道49・118号線で約39km。

〈白河・須賀川方面から〉

  1. 車を利用する場合
    国道294・118号線を会津下郷方面に向かう。(白河市内から約1時間15分程度)