▲店先
▲みのや十割そば/1,890円
選び抜いたそば粉を使った十割そばは、風味がいい。
▲ぴっかざるそば/840円
光沢があり、喉ごしの良い光そばは、この店の名物。
▲店内には、骨董箪笥や趣ある家具が置いてあり、購入することもできる。
囲炉裏もあって、昔ながらの趣ある店内。
▲秋になるときれいな実をつけるつるうめもどきや、ばらの実が店頭に並ぶこともある。
美濃屋(分家)
名物ぴっかぴか光そばと十割
そばが味わえる店。
南会津郡下郷町大字大内字山本45
TEL/0241-68-2942
■営業時間/AM9:00〜PM5:00
■定休日/無休
■駐車場/大内宿駐車場
限定十割そば。
「そば粉によってそばの出来が全然違うんです」というご主人の阿部さん。いろいろなそば粉で試行錯誤した末、ようやく納得のいくそば粉を見つけることができた。その厳選したそば粉を使って打つ十割そばは、つなぎ無しで打つので、そばの豊かな風味が楽しめると好評だ。食べてみるとコシがあって歯ごたえも良く、味わい深い。セットには、刺身こんにゃくや会津の郷土料理こづゆ、旬の食材や山菜を使った料理が付く。品数も多く、満足度の高いメニューだ。
3年前まで別の仕事に就いていたという阿部さんは、大内宿の中で初めて十割そばを始めた。今では毎日の様にそばを打っているという阿部さんの打ちたてそばは、ここを訪れる観光客の舌を満足させている。
名物ぴっかぴか光そば。
店の前の看板やのれんに書かれた「ぴっかぴか光そば」というそばが気になる。そばでぴっかぴか光とは何だろう?と興味をそそられる。
出てきたぴっかざるそばは、確かに他のそばに比べ光沢があるようだ。このそばは、阿部さんが知人の紹介で知ったそばで、そばに入れるつなぎに秘密があるそうだが、それは企業秘密だ。光沢のあるぴっかざるそばは喉ごしが良く、ツルツルっとした食感が心地よい。この店を訪れた際は、名物のぴっかぴか光そばをぜひお試しあれ。
野山の恵みが並ぶ軒先。
土産物を販売している店先には、朱色の実をつけるつるうめもどきや赤い実をつけるばらの実など、山から取ってきた草木が並ぶことがあり、これらをリースや生け花に使う観光客が買い求めて行く。他にも店の軒下には店のミヨ子おばあちゃんが作った豆もち(500円)や季節の野菜や果物が並び、山あいに佇む昔ながらの素朴な佇まいを残している。