▲パネルコーナー/川と人々の暮らしに関するパネルが展示されている。
▲シアターコーナー/120インチの大型スクリーン。さまざまな情報を見ることが出来る
▲ライブコーナー/リモコンでライブカメラの映像が楽しめる。
▲花火玉/赤城煙火店の花火の玉。
七寸玉、五寸玉、四寸玉。てっぺんにヒョロリと出ている導火線がユーモラスだ。
▲バルーンフェスティバル 毎年10月中旬に開催される「会津塩川バルーンフェスティバル」では、色とりどりの約30機のバルーンによる競技が繰り広げられる。
身神川排水機場 阿賀らん処
喜多方市塩川町字東栄町1丁目1-1
TEL・FAX 0241-27-8691
開館時間/4月〜10月 午前10時〜午後6時
11月〜3月 午前10時〜午後5時
定休日/毎週火曜日・1月1日〜1月3日
(火曜日が祝日の場合は開館で翌日水曜日が休館)
「あがらんしょ」
「いらっしゃいませ、どうぞおあがりください」ということを会津地方では「あがらんしょ」と言う。
川の見聞室「阿賀らん処」は町の人々や観光で訪れる方どなたにも「あがらんしょ、ごゆっくりご覧下さい」という心で造られた空間だ。
塩川物産館「川番所」の2階にあり、川と水をテーマにしたおもしろ資料室で、川を知る場所でもある。
シアターコーナーでは、120インチの大型スクリーンに、お知らせや災害緊急時には災害情報などが流される。40名の席が用意してあり、学校の課外授業や各種イベントにも利用できる。
ライブコーナーでは、展望台ほか数カ所に設置されたライブカメラの映像をモニターで見ることができる。
河川データーベースコーナーには、パソコンが2台設置されており、河川についての情報を引き出すことができる。インターネットはもちろん、「阿賀川あれこれ百科」では、クイズやゲームをしながら楽しく学習をすることができる。ほかにパネルコーナー、図書コーナーもある。
ひろびろとした空間は町の人たちにも人気があり、学校帰りのこどもたちも多く訪れるという。
塩川は開放的な町「あったかい人が多いね」
よそから来た人を受け入れてくれるところがあります。塩川は開放的な町だね」散歩の途中に毎日のように訪れるというお客さんの細山さんにお話しを伺った。
川べりを歩くのは気持がいい。最高の所ですよ。足腰を鍛えるために歩いています」
実は細山さん、地元出身ではないとのこと。
「塩川町に来てそうだねぇ44年になるかなぁ」若かりし頃にこの町で水道工事の会社を設立し「その時だねここの人のあったかさを感じたのは」よそから来た自分を受け入れてくれる町の人たちをありがたく思ったという
全国から人が集まる
「会津塩川バルーンフェスティバル」<
細山さんはイベントの手伝いにも精を出す。
「春には桜まつり、花しょうぶ祭りは6月頃だね。7月の川の祭典と花火大会。10月のバルーンフェスティバルと塩川町は活気がありますよ」
「会津塩川バルーンフェスティバル」は全国にも有名だ。秋空を舞台に色とりどりの気球が各種競技にいどむ。「去年は天気に恵まれ最高でした。おととしは台風で中止になってしまい残念だったですね」
フェスティバル当日はバルーン体験搭乗もできる。「無料で先着100名様です。小さいお子さんも搭乗できるので家族みんなで楽しめますね」機会があれば私も飛んでみたいと細山さん。「それぞれのイベントが事故もなく無事終了するとホッとしますね」
この町のためにも自分のためにも長くボランティアを続けていきたいという細山さん、お話を聞かせてくれてありがとうございました。お元気で毎日の散歩を続けてくださいね。